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役所の旅行 (2)

自分が行った旅行では、スイートルームを取りました、という旅行はあまりない。大きな団体さんで、幹事さんに角部屋の大きな部屋を割り当てて、結果的にスイートというところはあるのだけれど、役所の旅行でわざわざスイートを指定して手配したのは覚えがない。

よくあったのは、青少年研修、女性問題の研修、教職員研修、姉妹都市訪問団などだが、何か交流イベントがあるような場合を除いて、こういうツアーは10人ぐらいの規模になることが多く、平の公務員さん、または地域で頑張っている若い皆さん、みたいな人でスイートということにはならない。

ならないのだけれど、夜に集まって反省会とかミーティングというようなことはあるのです。都道府県民の代表からなる10人ぐらいのツアーの場合、大体8人ぐらいが、地域の活動で頑張っていて選抜されたメンバーで、1人が団長さんで、都道府県庁の課長さんみたいな役職の付いた方、一人が役所の世話役、みたいな形になる。そして、1日終わると、「では団長さん(あるいは、メンバーの中のリーダとか)の部屋になんじに集合!」みたいな形でミーティングを行う。この団体さんたちは、都道府県民を代表し選抜されていっているのだから、訪問してそれなりの成果を出していかなければならない。帰国後は報告書もまとめないといけないし、ツアー中何のトラブルもなければよいが、「今日はこういうことがあったし、あそこは危険らしいから気をつけましょう」というようなことだってあるかもしれない。あるいは、明日はこういう服装をしていきましょうとか、こういう準備がありますとかそういうことだってある。

日本国内であったとしても、午前午後両方、移動しながら、何らかの研修がある日というのは多忙じゃないでしょうか。それを見も知らない外国で行い、ホテルで過ごすわけで、ことあるごとにパスポートの所持の確認も行い、明日違う町に行くとなれば荷物の準備もしながら行うことになる。「えっ、ミュンヘンでの滞在でもう自由行動はないのか?」云々で訪問者が土産店を覗く時間が必要なこともある。

だから、ミーティングといっても、潤沢に時間が取れるわけではなく、すべてが終わって9時ごろとか、夜の時間にあつまることになるのです。でも、これは参加者が若くてお互い気軽に話し合える間柄なら、ということになる。

 

ここで相手が政令指定都市の首長さんだったり、衆議院議員さんだったりしたら?
「市長さん、すみませんけど、そこのベッドの端に腰掛けてください。」
これは無理でしょう。
市長だけではなくて、市長の身の回りの世話をする人は秘書課長かもしれないが、「秘書課長さんは、そこのベッドの端に・・・」というのも多分難しい。

今回は熊本の地震があったが、そうでなくても、行政を代表する人物が来ているのだから、あれこれの連絡は当然来るだろう。そのときに、「課長、君は暖房の箱の上で、対策をまとめてくれ」ということは無理があると思う。スイートを取っておくというのは、悪くない判断だと思うのです。

もちろん、全体を見渡して、削れる予算があれば削ればよろしい。だけど、もし「スイートだから贅沢」というのであれば、それが本当に的を射た批判かどうかは慎重に検討しないといけないと自分は思っている。

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