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信じなければならない (7)

理性というのは、他人に分かるように説明する、ということだ。その他人に分かるように説明するということの意味は、自分が考えていることは正しいのだ、わかってくれ、と思っていることである。

その基盤にあるのは、他人から自分がどうみられているかということを説明しなければ気が済まない、つまり往々にしてそれは不安を動機にしている。理性はたとえそれを他人に語らなかったとしても、いつでも自己正当化の試みなのだ。心の中で、ずっと私たちはそれをしている。

 

むしろ、ほとんどの行動は、他人に見られることはない。ずっと悩んでいるだけなのだ。あなたの悩みを誰もしらない。あなたが「これは美しく見えるかもしれない」と思って、まとめあげる髪に誰も気が付かないかもしれない。それでも、「これをしたら、彼はどう見るだろうか」という基準でもって、私たちは日常生活の小さな行動、小さな思いの一つ一つを行っている。

 

信じるというのは、その対極の心の働きである。

すんなり、夢に入れる、夢で手をかざしてみる、ということは通常できない。そのできない理由のひとつは、間違いなく理性の働きである。夢に入るというのが非合理的とかそういうんじゃない。心の働きとしての理性が、それを邪魔するからそういうことができない、信じきれない、ということなのだ。

夢は向こう側に通じる小道だ。そして向こう側はそれはそれなりのリアルな何かがある。日常生活のリアルと違うけど、別の法則、別の事実がある。

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