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天城みかる

書きたいことを書くと長くなるのでごめんなさい。

ぴちぴちピッチのギリシャ語版は相変わらずもう少し単語を調べ調べ2回目を見ている。それで、また後半の部分に差し掛かった。

 

でも、今回はストーリーが分かっている。それで、「この後こうなるんだな」と思うとつい見るのに耐えられなくなって途中で止めてしまう。「いいわ、ここから先は明日にしよう。」

 

なんでそんなことになるのか、ざっとストーリーをご紹介しておきます。

前半のストーリーでは、るちあさんは人魚としてであった初恋の人海斗君と、地上で人間の姿になって再び出会うのだけれど、両思いであるにもかかわらず自分が人魚であることを告白することができない。そして大きな試練を経てついに物語の最後で理解しあうことができてハッピーエンドで終了する。

ところが後半で早々に海斗君は行方不明になってしまい、戻ってきた海斗君はなぜか主人公をはじめ人魚たちのことは一切忘れてしまっている。そして、遭難したときに助けてくれた病弱な女性「天城みかる」と一緒に現れる。みかるは海斗君の世話をし、のちには病弱なみかるを海斗君が助け、海斗君もみかるの求めるままに、るちあさんには耐え難い行動を取る。物語が進展するにつれ、徐々に海斗君は昔の記憶の手がかりをつかんで、何度かはるちあさんといい感じになりかけるのだけれど、その都度みかるさんは、病弱さを訴えて、海斗を自分から離れないようにする。

mikaru

最終的には記憶の喪失のことも、みかるさんが海斗に言い寄ることも、すべてアニメ上の通常ではありえない魔法的SF的設定の上の話だということになっている。

ただ、それは漫画を全巻読みました、物語を全部見ました、という人が言っているだけで、現在進行形で番組を見ている人は、最も信頼していた愛する人を突然不可解な理由で失って苦悩するるちあさんと、病気を盾に海斗君にいちゃついてくるみかるだけだ。自分が人魚でそれを理解して信頼してくれた証である大事なメダルを目の前で別の女性に渡してしまう海斗君を見て、泣き崩れてしまうるちあさんが不憫でならない。

そして、みかるさんも、海斗君がるちあさんとうまくいきそうになると、咳をついてふらふらと倒れて助けを求めたり、この上なく憎たらしく描かれている。

 

だから、そういう場面が来るとわかっていると「うわぁ、これきついなあ」と思って画面を閉じてしまうのです。

自分はこれを自分の都合で連続してみているからいい。しかし、リアルタイムでこの放映を見ていた10年前の少女たちは、毎週毎週憎たらしい恋敵が記憶を失った最愛の人と仲良くする姿を一年間見続けたわけだ。

なんでも台湾で「アニメで嫌いなキャラ」のアンケート調査が行われたそうで、みかるさんはトップ10にランクされているというニュースが流れたことがある。

 

この天城みかるという存在が、このアニメをほかの魔法少女・美少女戦隊アニメとは決定的に異なるものにしている・・・のだろうと思う。そもそもほかの美少女戦隊アニメなんか自分は見ていないんだからね。しかし、こういうストーリーは多分ないのではないか?

 

このるちあさんが経験する感情的な危機というものは、アニメの特殊な設定とはある意味無関係だ。
たとえば、敵が強大でやっつけられないとか、仲間が戦いの中で死んでしまうとか、そういうことは、感情を高ぶらせるものかもしれないけれども、自分の感情的な危機ということにはならない。その分戦って取り返せばいいのだ。たとえば外敵の侵入によって世界が滅びるかもしれないとか、宇宙ステーションが怪獣によって壊されて宇宙に取り残されるかもしれないとか、そんな危機はたぶん明日やってくることはないよ。

しかし、記憶喪失とか、相手の女が命の恩人とか、そういうどうしようもない理由で愛を失ってしまうということは全く違う。それはひょっとしたら今普通に生活している我々にも起こり得る危機だ。

そして、その感情的な危機の状態を視聴者は1年間見続けなければならなかったわけだ。

当時見ていた人の心情は自分にはわからないが、おそらくこのアニメはかなり好き嫌いがはっきり分かれたに違いない。

2 thoughts on “天城みかる

    1. simpledirect 投稿作成者

      黒花カラスさん、こんにちわ。

      これは、男性女性、あるいはその人の立場によって、かなり違うと思います。
      こういう人がいるときに「何言ってんだ、てめえ!お前なんか嫌いだ」と言ってしまえるのは、女性の側には多くあると思う。
      しかし、弱さを盾に嘘をつかれる・・・みかるの場合、それが嘘なのか、装っているのか・・・のに対して、男性の多くは判断できません。
      もし初対面で「あっ、こいつはうそつきだ」「こいつは悪い奴だ」と思ってしまえれば人生はひょっとすると楽なのかもしれない。しかし、理性にはそれはできないのです。

      そういう意味では出演の人魚さんたちは行儀のいい皆さん方だと思います。
      波音さんとかの性格なら「なによ、あんた」とつかみかかっていってもよさそうなものですけど、そういうことはないですし。

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