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死者の祭り

ここのところハロウィン云々らしくて、ニュースでも東京で仮装の人がどうこう報道しているし、そういう商品が店頭に陳列されていたりする。

ハロウィンはもともとケルト人の死者の祭りで、この日には死んだ人が帰ってくるみたいなことが昔はあったらしい。

キリスト教の死者の祭りとして、もともとは五旬祭のあと次の日曜日に、先に亡くなった信者の皆さん、諸聖人をお祭りする日があったわけだが、西側の教会はケルトの祭りに併せてそれを秋にもっていった。これが現在のハロウィンにつながっているらしい。一方で正教会では、この初夏のイベントが衆聖人の祭りとして現在も行われている。

 

日本で「死者の祭り」ということだと、圧倒的にお盆、そして次はお彼岸だと思う。お盆は終戦記念日も重なって、様々な死者をまつる日になっている。
しかし、実はちょうどこの時期はキリスト教にとっては、生神女のお亡くなりになった日でもある。

 

メキシコや中米では、スペインが来る前、日本と同じように8月にお盆みたいな祭りがあって、ペヨーテという幻覚性のキノコを食べて祖霊と交信するみたいなことがあったらしい。この死者の祭りの風習は、現在ではやはりキリスト教の布教にあわせて11月1日にするらしい。ペヨーテを食ってるのかどうかは知らない。現代人にとってはペヨーテは一種の麻薬で、たいてい法律の規制対象になっているからだ。
自分は残念ながら中南米に行ったことがない。でも、メキシコってやたら骸骨の製品を売ってたりして、死者と仲のいい国みたいですね。この死者の祭りも盛大な催しが各地で開かれるらしい。

 

ややこしいことはもう一つあって、11月1日は、我々の集落では近くの神社のお祭りの日である。お米のいろいろなことが一段落するのがこの時期だから、たいていの神社がこの時期にお祭りをするのです。テレビに出る人はみんな仮装しているけど、この辺はそういう世界とは縁遠いなあ。何かするなら、餅をつくとか、神社に上がるとかそういう感じになっちゃうもの。

実はだいたい同じ時期に各国祭りをやっているのに、あのときはこの祭り、このときはこの祭りで話がややこしいんですよ。

 

自分はハロウィンは要らないと思う。お化けの仮装して、いわばあれもあの世の扉が開いて幽霊が帰ってくる的なことだから、日本で言えばお盆の迎え火に相当するものでしょ。盆に仮装したらどう?
一方で、メキシコの人みたいに真剣に自分たちの祭りとして受け取ってやってる人もいる。元の意味は失われてただの仮装行列をするのをよしとしない人もいるわけだ。

 

一応死者の祭り、みたいなことは国で決めてさ、多少日付の違う宗教さんは「ごめん、いまやるし、お宅の従来の祭りとは時期が違うけど、ちょっとあわせてやってくれよ」と言って、その日にご先祖さんを偲ぶことをするほうがいいんじゃないか。京都で五山送り火をして、東京の連中はカボチャをくりぬいて仮装する、みたいな。

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