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NHK、がっかり・・・

いま、テレビで「世界街歩き」という番組をやっていた。NHKのBSで、本当は現地の言葉で会話しているのだけれど、視聴者のためにカメラ目線の人の会話だけは翻訳している。普通はなかなか面白い番組なんだよ。自分も知ったところが出たりすると嬉しかったりもする。

それで今さっきクレタ島が映っていた。

 

私はクレタ島には行ったことはないです。だけど、多分日曜日だったのだろう、7時から10時までの祈祷で、終わった人が教会からまたぞろ出てきていた。手にはプロスフォラを持っている。プロスフォラというのは直訳すると捧げもの、供物のことで、教会ではパンをご聖体や死者・生者の記憶のために使う。日本では司祭さんのお宅でパンを焼いているケースが多いと思うのだが、ギリシャでは信者さんが焼くケースもあるようだ。

それで、そのようにしてご聖体になった以外の、記憶に使われたパンを切り分けて、祈祷終了後司祭さんが信者さんに

Εὐλογία κυρίου. (エヴロギーア キリーウ 主の祝福)

といいながら分け与えるのだ。

 

教会から出てきた信者さんが、教会に入ればまだプロスフォラ(聖パン)があるよ、と言って出てくるのだが、レポーターさんはそれを司祭さんが渡してくれるものだとわからないために、とんでもないところに入っていく。それは聖堂の中にあるんだよ。わからないならわからないで、プロスフォラはどこでいただけるのですか、と聞けばいいじゃないか。

途中で見てるほうが恥ずかしくなって、立ってきちゃったよ。

 

先日も似たようなことがあった。それは確かルーマニア正教会の修道院だったのだが、教会に入ると当然イコノスタスがある。聖所と至聖所を区切るイコンの壁だ。ところが入ったレポーターはイコノスタスが何か全くわかっていなくて・・・ええっと、何と言ったのだっけ・・・美しい絵がどうとかいうわけだ。

更に聖堂の横には大きな水を入れる金属製の樽のようなものがあって、蛇口から信者さんが水を取っている。レポーターはこれは何か、と聞いて、祝福された水だと字幕に出る。ギリシャ語ではアギアズモスというのだけれど、日本語では成聖という言葉があって、要するに聖にした水、ご聖水のことなのだけれどレポーターは全くわかっていない。カトリックさんでは入口の水盆に入ってるでしょ?あれですよ、あれ。1月の神現祭の大聖水式で成聖されたものだよ。

 

あまりにも情けないと思うな。

レポーターも最低の勉強ぐらいはしておけよ。

だが、あるいは上司の命令で突撃取材で分からない場合もあるのだろう。ちょっと同情しましょうか。

だけど、取材するならきちんと内容を確認して、例えば訳などは教会のちゃんとした訳があるのだからそれを使えばいいのだ。あまりにも内容も何もわかっていない状態でそんな放映をして、恥ずかしいったらありゃしない。

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