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巨大なハデ(稲架)

今年から、お隣さんが耕作をやめられた田んぼを私が作ることになった。コシヒカリの田んぼはほぼ倍になった。

普通に作ると田んぼは赤字だし、後継者もいないところが多いので、みんなやめる人が多いんです。ただ、他の家はコンバインの刈取りに高いお金を払っているけど、私はハデ干し(天日干し)すれば、コンバインの費用は浮くし、ある程度の値段でネットで買ってくださる方もいるので、とりあえずやってみようということで、作らせてくださいと言ったのです。それでもすごくプラスになるってことはないんですけどね。

 

しかし、当然のことながら、新しく田を作るとなると、色々なものが倍要ることになる。ハデ(稲架)も同じだけいるんです。

出雲地方は、巨大な稲架を作ることで知られている。古いハデは巨大な杉の支柱を立てて、7段も8段も上に高いものを作る。

hade1

(この写真は今年のものではありません。これでもこの地方のものとしては小さい方だと思います。)

 

しかし、当家も作業人員は私以外は大変に高齢化していて、母があんな巨大なハデはもうとても作れないと言い出した。それで、新しい田んぼについては、アルミ製で数段竹を渡せばハデにできるものを購入し、低い木と交互に支柱にして、低いハデを2つ作ることになった。

 

それで先日稲刈りを開始したのだが、時々雨が降って中断せざるを得なくなって、新しい田んぼを半分刈ったところで長雨と台風のおかげでストップしてしまった。しかし、そこの田んぼのハデは2つ一応立てたのです。

でも、低いやつを2つ立てるということになるとシケ(斜めにつっかえ棒にする木)もそれぞれいるし、それを固定する作業も倍必要になる。高い巨大なハデは掛けるのは上に一人登って投げあげて掛けるので大変だし、木材を運ぶのも重いが、それがクリアできれば作業時間は短くて済む。

 

今回の台風で愛知県で稲架が倒れているところが放映された。他の土地は大変だなあ、と思ってみたのだが、我々が今まで作ってきたハデに比べて、そもそも1段しかなく、柱も細い枝を使っていた。これでは強い台風が来ればひとたまりもないだろう。

私たちも過去にハデが台風で倒れたことはあったが、それでも太い木で作られたハデを倒すということになると相当強い風でなくてはならない。秋の雨の多かった出雲地方では、稲を乾かすために高いハデはどうしても必要だったのだろう。

 

いま、温暖化の影響で、太平洋側にも秋口に大量の雨が降るようになったけれど、そういうことを考えると、実はこれはよく出来た仕組みだと改めて感心しています。

2 thoughts on “巨大なハデ(稲架)

    1. simpledirect 投稿作成者

      灸太郎さん、こんにちわ。

      ありがとうございます。頑張って作って、ここでも新米はご紹介していきたいと思っています。

      返信

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