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稲を投げ上げる技術

昨日、もち米の稲刈りが終わり、またうるち米の脱穀が終了しました。新米を商品掲載しておきます。Yahoo!オークションにも出しています。また、古米もいくらかありますので、ご希望の方はご連絡ください。今の時期の古米だからと言って、それほど品質が落ちるわけではありません。

天日干しのことを、島根県東部(出雲地方)では、はで干しというのだけれど、昔は10段も竹をくみ上げた高いはでが作られた。そうすると、地上3m、4mとか、あるいはそれ以上の結構な高さになる。

そこに稲を架けるわけだが、はでの上に人がのぼって足をかけ、下から渡す稲わらを受け取るわけだ。写真のはでは今年のものだが、これだと長身の人が藁をもって手を伸ばせば上の人に届かないこともない。しかし、これより何段か高くなると、下の人から上の人に稲を受け渡しするためには、下から投げ上げなければならない。

私が子供のころは、コンバインなどはまだ珍しかったので、どこもはでを作った。それで、この稲を投げる投げ方みたいなものは、覚えさせられるわけだ。稲穂の先を右手で持って、少しひねり加減にして回転をつけて上に投げ上げる、みたいな。

 

こんなこと、はでという仕組みがないならないで、ほかのやり方が発達したのだろうと思う。別に田んぼの畔に木が植わっていて梯子をかけて架けるというようなやり方が発達したとしても別に困りはしない。今は、他所からやってきてここで稲作をしたい人もいるだろう。さっとやってきて、古いやり方にこだわらずに新しいやり方をしたって別にいい。

だけど、そもそもこの辺に生まれついた人にとって、藁をなう方法とか、束ねるしかたとか、投げ上げるしかたとか、はでにする木や竹はどれぐらいの時期に切り取ってきたらいいのかとか、微に入り細に入り伝わっている。面倒くさいという気もするし、それが良いという考え方もできる。

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