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「コツ」

小保方晴子博士のSTAP細胞論文について、連日報道がにぎわっている。先日小保方氏は理研の発表に対して、確かにSTAP細胞はある、他の人でもちょっとしたコツをつかみさえすれば同じように作ることができる、と主張した。

 

自分は、STAP細胞がどうどとか、報道や記事の字面を追うことはできても、正直何もわからない。

ただ、「コツ」というものを完全に無視できない側面があるのではないか、とも思う。小保方博士は、ノートの付け方はずさんだったのか知らないが、とにかく毎日何かにトライして、何かを見つけた。周りの人も、彼女が人一倍何かに対して熱心に努力しているのを見ている。もし捏造ならこの人は何に対してそんなに一生懸命やっていたのだろう?

 

自分がコツというものを考えているのは、こういうことである。

 

自分は、若いころ複数の喫茶店でバイトをした。それぞれの店での美味しいコーヒーの淹れ方というものがあった。

もちろん、焙煎や豆の品質というものもある。強く煎れば苦みのあるコーヒーができる。アイスコーヒーの場合酸味があるとおいしくないから、強い焙煎がいいが、ホットはよい品質の豆で浅い焙煎をするのが良い。

淹れ方で、ほんのちょっとした違いが味に出る。サイフォンでもちょっとした混ぜ方の違いで、「味」がでる。味が出ないコーヒーというのは、色はついていて、コーヒーっぽいけれども、「味」が出ていないのだ。「味」を出すためには粉を万遍なく湯に当てなければならない。一方で、粉を湯に当てるために湯をたたいてしまうと、刺すような苦みが出る。こうした苦味が出てしまうと、その店では商品としてはお客様に出せない。そもそもマスターや店を任される皆さんは、そういうコーヒーなど淹れることはないわけだが。

 

いまは、別にコーヒーで商売をしているわけではないし、誰かがインスタントコーヒーを淹れてくれれば、ありがとうと言って飲む。でも、インスタントには、なんというか、コーヒーのエッセンスみたいなものが感じられない。

いまネスレジャパンさんが、インスタントコーヒーで上手に入れる機械みたいなのを出している。名前の知れた料理人なんかが、自分の店で出せるみたいなことを言っている。私も頂戴したことはあるし、美味しくいただきはするけど、コーヒーの品質としてそんなにいいか?自分が料理人なら、この宣伝に加担したくはないね。

スターバックスも自分はあまりいいとは思わない。だって苦いじゃないか。もっとうまく淹れられるだろ?

本当にうまいコーヒーを淹れてくれるお店というのもあるが、自分の感覚ではとても少ない。

 

さて、私の感覚ではこのように一口に「コーヒー」と言ったって、それぞれに全然違うものなのだ。

 

ところが、科学は「コーヒーを一日に5杯ぐらい飲むのは健康に良いとわかった」みたいなことを平気で言うのだ。

スタバの苦いコーヒーを飲んでいる人も、インスタントコーヒーを飲んでいる人も、本当にうまいコーヒーを淹れている人と同じように良い影響を受けるのか?

私にはそんなことは信じられない。様々なこだわりを持って、ここまでうまいコーヒーということを求めていても、単に「一日5杯飲んだからOK」みたいに同列に扱っていいはずがない。

 

もちろん、そのこだわりを可能な限り数値化したり手順化したりすることはできるだろう。しかし、昔の人はそれが出来ない部分というのを知っていた。だから職人が生まれた。

 

もっとも小保方博士の場合がどうかは知らない。ただ、仮に方法が未熟だったとしても、真実だとすれば国全体にとっても大きなことなのだから、学者にも国にも患者さんにもプラスの方向になってほしいと思う。小保方氏をスケープゴートにするようなことをしてしまっても、結局誰のためにもならないと思うのだ。

2 thoughts on “「コツ」

  1. ネコです。

    こんにちは、ネコです。
    春ですね。
    コーヒーの話ですが、
    スターバックスのコーヒー、苦いですね!私もそう思います。
    いくら、好みがあると言っても「苦い!」
    スターバックスのどの店で飲んでも苦い!なぜですかね?
    コーヒーを1日5杯飲んだら健康に良い!
    データ的には良く知らないけど、
    仰るように本当に、インスタントでも、苦いコーヒーでも、
    同じなのかなあ?と思ったことがあります。
    そしてそして、、
    心がこもっていて丁寧に入れてくれた美味しいコーヒーを
    5杯飲むのと、どうも?のコーヒー5杯飲むのとでは又、違うのではないかとか?
    小保方さんの事、
    今日もニュースでやっていたけれど
    なんだか話が違う方に、あらぬ方角に逸れていっているような気がして
    ならないのです。
    STAP細胞の内容の真相より、話がほかにそれていっているような気がする。
    小保方博士、映像から見ると、確かに雰囲気的に年齢の割に、世間的に未熟な感じを受ける。
    だからといって、(上手く私は表現できないけれど)あれはないように思います。
    あれは「いじめ」に近いというのは言い過ぎでしょうか?
    なんだか変?
    でも、ノーベル賞を受けた「山中教授」も
    医療の現場では「じゃまなか」と陰口をたたかれ、すごくいじめられていたらしい。
    怖い!です。

    返信
    1. simpledirect 投稿作成者

      ネコさん、こんにちわ。

      スターバックスがアメリカではやった背景というのはわかるように思うのです。
      それまでアメリカではコーヒーのチェーン店というようなものは基本的にありませんでした。
      マクドナルドはあった。タコベルもあった。ケンタッキーもあった。それぞれにコーヒーを出している。
      ホテルではアメリカンの上質なコーヒーがある。
      にもかかわらず、コーヒー自体を味わって飲むということは流行らなかった。
      しかし日本では沢山コーヒーのチェーン店があるのに、今更スターバックスというのは、ちょっと不思議です。

      小保方氏のことに付いては、繰り返しになりますが、私は詳しいことはわかりません。
      しかし、今日もハーバードで小保方氏を指導したアメリカの先生が「戻ってこい」と声掛けをされたという記事が出ていました。
      戦前に八木博士が新しい形のアンテナを開発し、日本では見向きもされなかったのにアメリカ軍に採用されたというようなことがあったと聞いていますが、せっかく日本の人が努力してもう一歩の成果を出しているのに、日本でいろいろな形でバックアップをしてほしいものと思っています。

      返信

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