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ワインの精

ギリシャ語でアルコールのことを

οινόπνευμα (イノプネヴマ)

と言います。οίνος(イノス)は昔の言葉で葡萄酒、πνεύμαは聖書でもよく出てくる霊だとか精神だとか風という意味です。ほかの西洋の言語でも、酒のことをspiritとか、フランス語でいうとエスプリですかね、そういう単語で表すことはあります。

 

今日、テーブルの上にきれいなグラスに注がれた液体があって、多分仏さんにお供えした酒なのだろうと思った。故人が酒を好いていたわけだ。

一般にこの辺の仏教では酒とか肉とかのお供えはしないということにはなっている。死んで仏さんになったのだから、生臭はダメだよ、ということなのだけれど、故人が牛丼が好きだったからそんなのこだわらずに牛丼を供えているという人もいる。
道元禅師はそういうことをは厳しくて、近くのお寺にも「お酒を持って入ってはダメです」と石に漢文で書かれた案内が書かれているのだが、どうしてどうして、曹洞宗の坊さんでも葬式ではみんなお酒を飲んでいて、自分はそれはあんまり好きになれないでいた。

が、とにもかくにも、故人のためにお酒が供えられていたわけだ。

 

しかし、だよ。

神社では普通にお酒は供えるものですね。神社のお供えは逆に酒と決まっている。

教会は?教会では各家でお供えをするということは風習としてはあまりないのだけれど、ミサ・聖体礼儀中で扱われるパンと葡萄酒、いわゆるご聖体は、ほかの宗教でいういくつかの性格を併せ持っていて、信者に分け与えられるご聖体という側面もあるのだけれど、お供え物という側面もあるのです。つまり、お酒のお供えは、ある意味神聖なものだということになります。

 

イスラムと仏教は酒はないですよ。教祖さんがダメだと言ったから。だけど、実はお供えのあの場所に酒は実はありかもしれない、とふと思いました。

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