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マザコン批判ブーム

自分が若いころ、ちょっとでも母親に優しい言動をすると、何でもかんでも「マザコンだ」「乳離れできていない」と言われたような気がする。

ところが最近は風向きが変わってきて、「東大に入るやつはマザコン」とか、それまでにマザコンと言われていたものがいい方向にとらえられることが多いように思う。

 

マザコン、とはいうものの、男に対する女、それで結婚するということなら、そのマザーというのは要するに姑さんである。男がある程度姑さんと仲良くしているか、そして嫁さんが姑さんとある程度折り合ってやっているか、ということになる。

そして、どうやら男に口やかましくマザコンだ、マザコンだ、という女は、結局あんまり成功していないのではないか?
これはわずかな例からの私の感じなので、ひょっとしたら違うのかもしれない。皆さんの感じと違っていたらごめんなさい。

 

何がどうしたというのだろう。なんとなく気になっていろいろ考えていたのだが、つまるところ、マザコンを容赦なく批判できるブーム、というのは、高度成長に特有の現象だったのではないだろうか。

 

高度成長期、どこの会社も発展していた。今日よりも明日は給与が増え、地位も上がるということが期待できた。そういう状況下では、親の言いなりにならなくても核家族で暮らしていける。
「家付き、カー付き、ババア抜きでないとお嫁に行かない」
などということが平然と言われた。

ところが給与が伸びなくなり、非正規雇用やらリストラやら、あるいは就職氷河期を経験してフリーターだのニートだのが当たり前の世の中になってきた。そうすると、個人の給与は少なくても、かつて儲けた「親のすね」を上手にかじったほうが生き残りやすい。

「ゴメン!もう少し実家にいさせて。」と言って少し家にお金を入れて暮らしたほうが、外で一人暮らしするよりは金がたまる。多分。

 

マザコンだ、マザコンだと騒ぎ立てれば勢い旦那の実家とはある程度の距離を置かなくてはならなくなる。旦那の実家とだけ距離を置いて、自分の家族と仲良くしているとしたら、それはフェアではないしそのうち何らかのトラブルが起こるだろう。ということは、結局両方の実家と疎遠になるということになる。
そういった手前、例えば子供ができても、子供に面倒を見てくれ、などということは言いにくい。そうすると、年を取ったときに、往々にして家もちゃんとしたものはなく、伝統的な暮らしもなく、面倒を見てくれる子供もいない、というようなことになる。

 

むしろ「親と仲良くできないようなやつとは結婚しないほうがいい」ぐらいに考えたほうがいいのだと思う。

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