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ミサ・聖体礼儀がまとめられた・・・

いま、カトリックさんはミサは結構簡略化しているが、もともとは法王グレゴリウスさんがまとめたものだということになっている。東側も含めて、今いくつかのまとまったミサ・聖体礼儀が伝わっていて、

1.金口イオアン(ヨハンネス・クリュソストモス)の聖体礼儀

2.聖大ワシリイ(バシレイオス)の聖体礼儀

3.福音記者マルコの聖体礼儀

4.主の兄弟ヤコブの聖体礼儀

などである。先備聖体礼儀もローマのパパ・グレゴリウスのまとめられたものである。主の兄弟ヤコブと福音記者マルコは主に直結する時代の方であるが、金口イオアン、聖大ワシリイは4世紀を代表するキリスト教の聖人であり、カトリックでもルター派でも間違いなく認められている人である。

そして、現在に至るまで、世界中どの土地でも、同じ聖体礼儀が行われていれば形式は全く一緒である。そして、金口イオアンのものと聖大ワシリイのものと、びっくりするほど形式が違うのかというとそんなことはなくて、実際にはほとんど似たようなものである。

 

ということは、ですよ。

 

プロテスタントさん、キリスト教原理主義的な考えの皆さんがご主張になっているような、そんな難しい形式はいらんから感謝してパンを割いてみんなで分けて食べましょう的な集会を、「よし、頑張って素晴らしい形式にまとめ上げるぞ」と金口イオアンさんや聖大ワシリイさんがきんきらきんの素晴らしい形にまとめ上げた、と考えることには無理がある。どちらもキリスト教がローマ帝国に認められるころの人だから、ほとんど「それはAさんが考えてBさんが編纂しなおした」というような時間的余裕がないのである。

それまでは、聖体礼儀のいろいろなことはそれを執り行っている人によって正確に理解されていて、あれはやってもいいし急いでいるときはやらなくてもいいとか、この順番はこちらとこちらが引っくり返ってもいいとか、だけど、こことここのツボを押さえてやればキリストがお望みになった内容のものとしてはこれでOKだ、という合意なり理解なりがあったと思うのである。そして、金口イオアンがまとめた程度には、複雑なものだったのではないだろうか。

たとえば、「聖体礼儀をするときは、イズミール(じゃなくて当時はスミルナですよね)の連中はこうやっているみたいだけど、うちらはこれでやる。それで内容的には別段OKなんだよ。」的なことがあったと思う。

 

それができるとすれば、その本質をが理解されているからこそできるのである。これをやることによって、パンはちゃんとご聖体になります。死者の記憶もできます。伝えるべきことも伝わります。だから全部OKだよ。そういうことになっていないとおかしい。

聖体礼儀自体の形式がどこでできてどうもたらされたのかは、本当はわからない。しかし、いずれにしろ、参加している人々はそれを見れば、「あ、これをやっているんだな?」という推測がついたはずだと思うのである。逆にいうと、その頃聖体礼儀で扱われている内容は、キリストのお弟子さんの布教活動によって広く知れ渡っていたと考えるべきだと思う。問題はそのエッセンスですよね。

キリスト教は密教だったと自分は思いますね。

3 thoughts on “ミサ・聖体礼儀がまとめられた・・・

  1. 菅原  久雄

    正教会の信徒の一人です。ロシア正教会の聖体礼儀(ロシア語)で祈祷したいですが、テキストが欲しいです。

    返信
    1. simpledirect 投稿作成者

      菅原兄、こんにちわ。

      私はギリシャ語の祈祷書は手伝えるかもしれませんが、ロシア語の書籍やそれらを手に入れるルートとかそういうものは持っていません。
      ロシア語そのものもここのところで勉強中で自慢できるような状況ではありません。

      しかし、昨今のことですから、祈祷文の中の特徴的な一節がわかれば、おそらくWebで知ることはできると思います。
      今検索してみましたが、金口イオアンの聖体礼儀については、たとえばこういうものではないでしょうか。
      https://azbyka.ru/bogosluzhenie/liturgiya/lit02.shtml

      返信
    2. simpledirect 投稿作成者

      今調べて、
      Литургия свт. Иоанна Златоуста pdf
      で検索すれば、いくつかのPDFファイルがヒットします。それで印刷すれば手元で読めるものが入手できるように思います。

      返信

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