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イワンの馬鹿

間もなく田植えになる。今年は、米作りについては、自分もちゃんと一通り関与してやりたいと思っている。今までも手伝いはしているのだけれど、親も高齢なので、仮に元気でいたとしても、自分が先頭に立ってやらないといけないことになるだろう。

今はネットで米を販売したりしているのだけれど、そもそも自家用のコメということで、そんなに農協に出したり販売したりする分が沢山あるわけではない。

ただし、その自家用のコメを配る先というのが、実にあちこちある。父の兄弟の家庭で、そこの家に田んぼがないところにはずっとお米を提供してきた。そして私の兄弟もそうだ。餅をつけばついたで、ご近所の何軒かにはお持ちする。この分はご近所さんから別のものをいただいたりもするから、一方的に提供するわけではない。兄弟親戚に渡す分でも、家計として他の金銭的な援助をもらっているところもある。でも、なんだかんだで4~5世帯のコメをまかなっていたりする。

 

そのようにして、都会に出た人がすごく儲けていればそれはそれでいいのだけれど、結局なんだかんだで厳しい状況の人に対しては、それはそれでお米や野菜が提供できることによって、何とか生きながらえることができる場合もある。

 

それでイワンの馬鹿を思い出した。長男は兵隊に行って偉いさんになった。次男は商人になって、大金持ちになった。それでも、結局田舎にいるイワンが彼らを養いとおした。まさに日本の農村の話だよね。

あの話も、本当は理屈の上では突っ込みどころがいっぱいある。森の木の葉をもんで金貨が出せたらインフラになるでしょ?土地に執着する農民に対して、悪魔は別のつけ入るすきがいくらでもあるでしょ?そうではあるのだけれど、この話には愛すべき単純さがある。日本でも都会に出て一旗揚げようという人が、失敗した場合のクッションとして農村がずっと続いてきた。

 

本当はお米では誰も大して儲かってない。でも続いていることに意味がある。微妙だなあと思う。それでも家族に米を提供してきた親の世代は偉いよね。

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